保護者の方へ
子どもの進路決定に保護者はどのように関わるべきか
子供の「自立」を促すことこそ、保護者ができる最良のサポート
「保護者のための大学進学ガイド」ライオン企画(株)'06年6月
思春期の子を持つ親の役割~進路選択の後方支援と食事による健康管理~
東京都立上水高等学校保護者講演会資料
(1)親が考えなければならないこと
- 「進学も就職も同じ」進路については、子ども任せでなく親も一緒に考え意識を高める。
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いま、大学も企業も大きく変わっている。
親の取り組む姿勢
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子どもは興味、憧れ、自分の力(学力)、将来の職業、資格などから進路を決定するが、親は自分自身の生き様の中で全てを考える傾向にあり、もっと現実を知らないといけない
昔とは大きく様変わりしている現代の教育・入試システムを知る
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親の時代と世の中が変わっていることを再認識したうえで、子どもの相談にのる)
大学の難易度が変わる・・・18歳人口の動向
大学がどこにあるか立地(地域)
大学の分野別(学部・学科)で難易度(倍率)がちがう
大学・学部の選択(子どもの好きな学問分野が選ぶポイント)
各大学の改革により教育・入試が変わる・・・試験の種類、試験勉強の方法
自分の力を知る、教科書中心、過去問題重要
学びは長いほどいい・・・知識は自分の財産
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「学校・進路選び」 例えば、大学(総合、単科)、短大、専門学校はどうか
知的資本が支える日本経済・・・(日本社会の求めるものは高い教養力)
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就職・・・好きなことをやりたい子ども(それでいいのか)
いま本当に求人難か(フリーターが当たり前でいいのか)
(2)親がしなければならないこと
人間に求められるものは何か→「知識・経験・健康」
常に「学び」の環境に子どもを置く必要がある
- 基礎学力と基礎体力をしっかり身につけさせる
- 子どもには多くの経験をさせる(勉強、サークル、行事など)
- きちんと大人と話ができる子どもにする
あくまでも親は子どもの前に立たず後方支援を心がけるべき 「親ばなれ」「子ばなれ」
子どもはいろいろな刺激、摩擦の中で成長する。その世界に「子どもを投げ込む」ことが必要。
受験「大学・就職」は子どもを成長させるチャンス
子ども自身が自分で乗り切る(自分の事は自分で対応する)努力をさせる。
■親子の絆、構築のための六箇条
- 我が家の“おきて”をつくる
- 家のボスは誰かはっきりさせる
- 父親、母親の役割を明確にする
- 子どもと喜怒哀楽を共有する
- 子どもに集団生活をさせる
- 食事をきちんとさせる
(3)風邪など健康を害して力を発揮できない、試験当日に無理がたたって医務室へ行く受験生食事による健康管理は、親ができる最大の後方支援
風邪など健康を害して力を発揮できない、試験当日に無理がたたって医務室へ行く受験生
脳の機能を高める栄養学・・・食生活の乱れが非行の一因、朝食が成績を向上させる
受験生用メニュー・・・体力と免疫力アップが受験必勝のカギ
毎日の食事はバランスよく適量を3食しっかり「食べる」・・食事法[四群点数法]の実践
家族みんなが「健康でなければ、夢は実現できない」