3 その他の課題
いろいろな課題はありますが、中でも就職先については、受験生にとって非常に関心のあるところです。私は、スタートと同時に就職先の情報も見せるようにと言っています。では、まだ実績がない新設大学でどうすればいいのかですが、大学の経営会議に著名な人がたくさん入っていますから、その方たちの会社からこの学校に対する協賛を取っておく。そうすれば、高校生から見た場合には、そこに就職先はあると思うだろうという作戦です。これは見せ方の問題です。
今のカリキュラムでいくと、三年生になって海外留学に行きますから、ちょうど就職活動の大事な時期と重なります。それまでに英語のレベルは非常に上がっているわけですから、海外留学先で就職活動をさせることも一つの手段だと思います。現実は難しいでしょうが、そのくらいの気持ちを持って行かせることが必要だと思います。